カテゴリ:ポルトガル紀行( 13 )

夜散歩

早起きして荷物をつめる。どんどん重~くなっていく。スーパーで買いすぎたトマトやパンを朝ごはんで食べきったので体も重い。
昼前に下のカステラ屋さんへ降りて鍵を返す。今度来る時は気の合う友達とここに泊まりたいな~。
表の通りでタクシーをひろって、今日泊まるホテルへ。つかまえたタクシーはとても汗臭いタクシーで息苦しかった。料金は3.8ユーロ。5ユーロ札を渡しても、おつりを返すフリさえしないのはいかがなものか・・・トランクに荷物を入れてもらってもないのに。ハナからおつりをもらう気はなかったけどさ、なーんかやな感じ。
c0065676_22355245.jpgc0065676_2235583.jpg←今日のホテルと私の部屋。
ここは、ホテルのホームページから自分で直接予約を取ったので不安だったけど、ちゃんと予約は取れていた。安いけどボーイさんがいて、シャワーやトイレなんかがとてもキレイなので当たりホテルだと思う。

リスボンに来て気になったのは、コート人口が多いということ。そんなに寒くないけど、膝丈くらいの長めカッチリコートを着ている姿が古い町並みにとても似合っていて、ビニールのフードつきパーカーを着ている私はちょっと肩身が狭かった。なので、私もコートを買うべく色んな店を見て回る。結局気に入ったのは195ユーロとかめちゃ高かったのであきらめたけど、今思うと買っちゃえば良かったなー、日本寒いし。

c0065676_16521389.jpgc0065676_16522148.jpg→最後の夜は、ちょっとのんびり夜散歩。クリスマスのイルミネーションはどこも「本気」で、キラキラしてて、ロマンチック~♪ポルトガルでこんなにピカピカだったら、ドイツとかどんなんやろ。c0065676_2282760.jpgc0065676_22143467.jpg
←こちらはコメルシオ広場にあるヨーロッパ最大のクリスマスツリー。
これのおかげで、宿のそばは結構遅くまでにぎわっていているので、遅くなってもあんまり怖くないのはありがたい。カップル率が高いからちょっとうらやましくはあるが・・・
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by aicoro.n | 2005-12-16 17:40 | ポルトガル紀行

西のはしっこ

c0065676_22591325.jpgc0065676_22583775.jpg宿のそばから地下鉄に乗って、鉄道駅へ行く。
鉄道駅から赤い電車に乗って約45分、シントラ駅に到着。さすが、観光地だけあってなかなかの人出なり。私もその人たちに混じってバスを待つ。全部の人が同じバスに乗るので、何の疑いもなく私も乗ったけど・・・どんどん山道に入ってゆくバス。私は海へ行きたいのに!どうやらまた乗り間違えたよう。。運転手さんによると、私の乗ったバスは観光用の巡回バスだったそうな。仕方がないので駅まで戻って正しいバスに乗り換えた。正しいバスで1時間弱、こまめにバスの運ちゃんに確認しつつ、だんだん青い海が見えてきた♪

              やってきたのはユーラシア大陸最西端の地、ロカ岬。
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             ↑感極まってここから携帯で日本の友達へ電話をかけた。

↓この海の向こうにはアメリカが☆
c0065676_2323477.jpg↓ザビエルの船もここから見えたかも
c0065676_23244417.jpg↓最西端でもらえる証明書
買ってすぐに蝋印が割れた(-"-)
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初めて見る大西洋は、とても冷たそうなきれいな青だった。「思えば遠くへ来たもんだ」というフレーズを思い出す。極東の日本からよく来たもんだ。初めての一人旅をポルトガルに決めて正解だったな。

c0065676_23424430.jpg再びバスでシントラ駅へ。駅前にこってり中国の外観の中華料理屋さんがあって、それを見てしまうと無性にコメが恋しくなってしまった。白いご飯とオイスターソース味の炒め物!ウマーイ。量もポルトガル料理のレストランほど多くはないので、スープやデザートも頼んでみることができた。なんでポルトガルのご飯屋さんはあんなにたくさんの量を出すんだろう。

もう旅も終わりが見えてきたので、お土産を探しに宿の1階にあるカステラ屋さんをのぞいてみた。ちょうど奥さんがいて、ポルトガルのクリスマスのお菓子c0065676_21343686.jpg「ボーロ・レイ(こんなん→)」を食べさせてくれた。中に入れるナッツやドライフルーツの洋酒漬けから手作りしているのだそうな。手間ひまかけた手作りの伝統菓子が、どんどん少なくなっていると仰っていた。その点、日本の和菓子なんかは守られつつ発展していて頼もしいと思う。

明日は最後の宿替えで、あさっては朝8時半の飛行機に乗るから旅はもうほとんど終わってしまった。さみしい気持ち。
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by aicoro.n | 2005-12-16 17:30 | ポルトガル紀行

12月8日(木) 一日乗り放題

ポルトガルの冬は雨季でもあるので、今日降るか明日降るかと雨を心配しているのですが、今日も晴れ。うれしいことです。

朝早く街を散策。
夜はかなり遅くまで人出があるけれど、朝はとっても静かだ。ぐるぐる歩いて、開いていたカフェでミルクコーヒーと甘いパン1個(1.6ユーロ)の朝ごはんを食べる。店員さんの対応は、冷たいと言えば冷たいがまぁこんなもんかな。恐れていたほどではない。

地下鉄の窓口で、地下鉄、市電、ケーブルカー、バス、サンタ・ジュスタのエレベーター全部一日乗り放題券を買って今日は乗りまくる。

+++ グロリア線(ケーブルカー) +++
c0065676_204189.jpgc0065676_20411579.jpg観光客多し。満員で、立っている人もいた。リスボンにある3つのケーブルカーの中では一番大きくて、通ってる道の幅も広い。落書きも激しいし、情緒はあんましなかったな。
若者よ、ケーブルカーに落書きをするなかれ。こんなに可愛いのに、もったいない。若者というのは世界中どこでも似たようなものなのだなぁ。。

+++ ラヴラ線(ケーブルカー) +++
c0065676_20461177.jpgc0065676_20461896.jpg大きさは、3つの中で中くらい。人通りの少ない住宅街らしき場所に突然あって、見つけにくい。道の幅は狭くて、窓から張り出した竿竹に干された洗濯物が間近に見えてとてもいい感じ。でも落書きアリ。



+++ ビッカ線(ケーブルカー) +++
c0065676_215364.jpgc0065676_2151114.jpg3つの中で一番小さくて情緒があってオススメのケーブルカー。下れば下るほど道の幅がどんどん狭まってきて、とても急勾配。坂の下にはテージョ川が見える。
観光客は全然いなくて、地元のおばあちゃんらしき人が乗ってたり、動いてるケーブルカーの外側に少年達がつかまってパッと去っていったり、地元臭がムンムンだった。すごくいい。落書きもない。

+++ サンタ・ジュスタのエレベーター +++
c0065676_011962.jpgc0065676_0111532.jpgレトロなエレベーターをのぼると上の四角が展望台になっている。
こういうのって、人ばっか多くて大したことないんやろうなって思ってたけど、上ってみるとリスボンの街並みを一望できて気持ちよかった。ただでさえ狭いのに一番天辺にはカフェがあって、せせこましく眺めを楽しむ。どこを見渡しても不躾な灰色のビルなんてないし、どこでカメラを構えても景色に統一感があって絵になる。日本じゃ京都だってこうはいかないんだろな。

+++ 市電 +++
c0065676_23391255.jpg一番情緒のあるという28番線と、車体がハイテクな15番線に乗ってみた。
←これはたぶん28番線だったはず。
グーンとスピードを出したかと思えば、歩行者を待ってのろ~り進んだり、レールがギリギリといやな音で鳴って、車体が軋んでちょっとした迫力を楽しめた。
28番線の車窓は、噂にたがわず素敵な景色だった。建物の外壁ギリギリをしょっちゅう走るので面白い。

市電をボーっと待っていて、来た電車に何も考えずに乗ったらそれがバスだった時は一瞬ゾッとした。市電は線路があるからどこで乗り降りしても自分がどこにいるか見当がつくけど、バスの路線は複雑だし、このまま全然知らないところに着いたらどうしよう・・・でも結局市電と同じ線路上で降りることができて、降りたそのバス停で一昨日会った○さんと再会した!一緒にスーパーに行って、泊まってるレンタルハウスの中を見せてあげた。とても広い部屋なのに、この広さを共感できる人がいなかったからうれしい♪

道路清掃の日らしく、清掃車がゴォォーという音を立てて何往復もしている。夜の11時になっても広場にクリスマスソングが流れてて、今日の夜はにぎやかだ。

リスボンは遊園地みたいな街だと思う。街全体が誰かの作ったおもちゃの街みたい。ヨーロッパってどこの町もこんな雰囲気なのかなぁ。見てみたい。
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by aicoro.n | 2005-12-16 17:20 | ポルトガル紀行

12月7日(水) リスボンへ

c0065676_15362517.jpgエヴォラからリスボンへ移動。
リスボンは首都だし、Mさんや○さんが「リスボンは人が冷たい」と言っていたのでちょっと不安。
エヴォラからバスに乗って2時間弱でリスボン到着。綺麗なバスで、ベンツだった。海のようなテージョ川(→)を渡るとき、対岸に見えたリスボンの町はとても大きくてオドロキ。他のヨーロッパの町に比べたらひなびた首都らしいけど、私には十分都会に見える。

リスボンのバスターミナルから地下鉄に乗って中心地まで行く。ここでやっとトラベラーズチェックを両替できた。今更できてもあと4泊しかないのに~。手数料も結構取られたし、もうトラベラーズチェックは使うまい・・・

今日から泊まるのは、レンタルルーム。ポルトガル人の旦那さんと日本人の奥さんがカステラ屋さんを営んでおられて、そのお店が入っている建物の6階の一室を旅行者にレンタルしている。部屋に入れるのは3時からなので、コメルシオ広場で焼き栗を食べながらぼんやり座っていた。
そんな時に、その事件は起こったのだ!(いえ、そんな大したことはないんですけどね^^;)
座っているだけで、けっこう色んな人が話しかけてくる。ピンバッジ売り、サングラス売り、物乞い。その中で若い女の人にも話しかけられた。英語しゃべれる?と聞かれたので、ちょっとだけ、と言って話し始めた。彼女は「私は学生で、今日南アフリカからリスボンに着いたけどロストバゲージで荷物がない。その荷物の中にIDもあって、南アフリカの通貨がユーロに替えれない。セミナーがあるからエキスポへ行かないとダメなのに。」と言うではないか。もちろんイキナリこんなに喋られたわけではなくて、最初は両替所知らない?学生?みたいな、自然な会話から入ってきた。かわいそうやな~と思って、地図を見せて、「私はここの両替所で替えたけど、行ってみたら?」って提案したりしていると、向こうもインフォメーションでもらった地図を出してきて、「もしお金を貸してくれたらそれでセミナーへ行って、そこで友達にお金を借りてすぐあなたに返すから、私のホテルで待っててくれないか?」とか言ってきた。この「セミナー」って言葉にピーンときた!ここに来る前、現地の情報収集と思ってポルトガル在住の人のブログをいっぱい読んでてんけど、これはその中で紹介されてた手口とそっくりや!そうと分かると同情心も吹っ飛んで、「ごめんやけど、それはできません。」というと、あっさり離れていった。きっぱり断ったから離れていった、というよりも、詐欺のカモとしては私の英語力が低すぎたから離れていったって感じだったのが悲しくもあるが、とりあえず犯罪には巻き込まれずにすんだ。(日本へ帰ってから件のブログを読み返してみると、ホントに全く同じ手口だった。でもその人はかなりしつこくされたそうな。英語ができないのも防犯テクニックのうちかしら。)

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そんなこんなで、お宿にチェックイン。さすが普通のアパート、広ーい!隣や下の階には普通に現地の人が暮らしていて、階段で挨拶なんかしちゃったよ。ここはグループで泊まったら楽しいだろうなぁ。ご自由にお飲みくださいの水やワインがとてもうれしい!窓からはコメルシオ広場のツリー(ヨーロッパ一の高さだそうです)上半分が見える。
レストランでご飯食べるのはもう嫌だな~と思ったので、スーパーを探しに散策。Mさんが広場から一つ中に入った通りにスーパーがあったと言っていたけど、広場の名前を聞いてなかったな。。とりあえずコメルシオ広場の周りと地下鉄二駅分くらい離れたところにあるレスタウラドーレス広場の周りをやみくもに歩いていると、ありました。レスタウラドーレス広場の方に。その名もPINGO DOCE。ラテンな店名ですな。どこもかしこも古い建物で、スーパーもそういう古い建物の中に入ってるから見つけにくいったら。
c0065676_21201829.jpgc0065676_21203139.jpg野菜不足解消のトマトや安い生ハムなど、うれしくて色々買ってしまった。ワインの酔いも回って楽しい夜となりました。
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by aicoro.n | 2005-12-16 16:55 | ポルトガル紀行

12月6日(火) エヴォラ、うろうろ

スッキリ晴れ!
ホテルの食堂にパソコンが置かれていたので使ってみると、入力はできないけど日本語は読める♪せっかくドコモの海外携帯電話をレンタルして来たのにメールが全く使えなくて、ブログの更新もできなかったので、ここでやっと現地更新できた。田舎ばっかり行ってた私が悪いのか、ドコモの電波が無さすぎなのか。どっちにしても、次はボダフォンで来ようと思う。
朝食後、CD-Rを買ってきて、デジカメの中身を書き込み。頭イイ、私!

エヴォラという町もモンサラーシュと同じく城壁で囲まれているが、エヴォラの方が規模はずっと大きい。城壁のほぼ中心にジラルド広場という広場があって、そこから放射状に道が広がっている。
モンサラーシュに行くために泊まらなしゃーないから、ついでに観光もしとこか、っていう程度の興味やったけど、リスボンの人の多さを知った今、もう一泊くらいしておいたら良かったなと思う。リスボンに比べたら全体的にのんびりしているし、町全体がとてもレトロで見所も全部歩いて回れるというのもいい。
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                        ↑城壁の入り口
           ↓道はやっぱり石畳  ↓ラインファルトは、はめ込み式
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c0065676_23211950.jpg←2世紀末に建てられたディアナ神殿
タイムスリップしてしまいそう
青い空に映えるなぁc0065676_2327493.jpg










c0065676_23342116.jpgc0065676_23341383.jpg←こちらは水道橋
左の写真、アーチの幅ピッタリにはまり込んだお家の写真を日本で見て、実物探ししたら探すまでもなくすぐ見つかった。
迷いようのないくらい小さな町ってのがいい。





c0065676_15151063.jpg←すっとぼけたお土産たち
雲、サイコー!
↓クリスマスのイルミネーション
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ディアナ神殿を見ていると、ベンチに日本人らしき女性が・・・あら、Mさん!隣にはさっき会ったばかりという、やはり一人旅中の○さん(名前お聞きするの忘れてました)が。お二人は、同じようにディアナ神殿を見に来てて偶然会って、ちょうど私の話をしていたらしい。うれしい偶然だ♪
明日からリスボンなので、色々情報を教えてもらった。地球の歩き方には、エヴォラからのバスはアルコ・ド・セゴバスターミナルに着くって書いてるけど、ジャルディン・ゾロジコ駅に着くよ、とか、ロカ岬に行く電車は、カイス・ド・ソレ駅が今工事中だからセテ・リオス駅から出るよ、とか。想定外のことが起こるとものすごい動揺してしまう私には、とってもありがたい情報ばかり。
Mさんと私は明日、○さんは明後日リスボンへ移動なので、またリスボンで偶然会えたらいいですね~と言ってお別れ。
宿の近いMさんとスープスタンドで晩ごはんを食べた。
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by aicoro.n | 2005-12-16 16:50 | ポルトガル紀行

12月5日(月) 再びエヴォラヘ

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今日はモンサラーシュからエヴォラヘ移動する。

部屋を見せてもらったとき、一泊40ユーロって話だったのに、チェックアウトの時150ユーロを請求された!えぇー?!部屋を見せてくれたときのおばちゃんがいなくて、「€40×3 €120?」って紙に書いてみても、「ノォーン」と言われる。ボッタクリ宿??
もしその時財布に150ユーロ入っていたら、私の性格的にトラブるのが嫌でさっさと払ってしまったと思うけど、その時は130ユーロ位しか財布には入っていなくて、残りの現金は下着の更に下の腰巻きに仕舞っていたのですぐに出せず、どうしよぅぅ・・・と固まるしかなかった。帳場のおばちゃんは、どこかに電話をして確認を取ってくれているみたい。「モメント」と言うのでおとなしく待っていると、帳簿らしきノートを見ていたおばちゃんが「あーはいはい、ここに書いてあるわ」ってな感じで、私の書いた「€120」にマルをした。やっぱり私が合ってたんや、あーよかった。
お礼を言って、笑顔で宿を出ることができた。
つくづく、私って気ぃ小さいな~と思った。150ユーロって言われてから、「ちょっと話が違うやん」って交渉するより、「どうやって腰巻きからお金だそう・・・」ってことばっかり考えてた。トイレ借りて、そこでお金を出そうかとか。
もうちょっと、強気に自信持っていかんとなぁ。。

c0065676_23585256.jpg気をとりなおして、昼食。
最後なので、また違ったレストランへ行ってみる。これもアレンテージョ地方の料理で、「Ensopada de Borrego(マトンのシチュー)」を注文。B&BのJさんが、今の季節は羊がおいしいと言っていたのでマトンにした。
シチューとマトンとジャガイモは別々のお皿で出てきて、半分の量にしてもらったけど軽く2人分はあった。でもシチューといってもサラリとしていて、あっさりなので完食。

レストランを出たらとたんにトイレへ行きたくなって、公衆トイレまで走っていると、カドを曲がるところで東洋人と鉢合わせた。日本人や!ってすぐに分かったけど、意識はトイレに飛んでいて、話しかけられずにいたら、「日本人の方ですか?」と話しかけてくれた。日帰りという事だったので、では帰りのバスで会いましょうと、私はトイレへダッシュ!
バスを待ちながらおしゃべり。Mさんという名のその人は、「会社を辞めて自由な時間のあるうちに、初めての一人旅やっとこう」という私の境遇とそっくり同じ。でも計画は私より数段ウワテで、1ヶ月間でアイルランド→ポルトガル→クロアチア→スロベニアを旅するのだそうな。すごぉい!
話に夢中になっていると、少年が英語で「バス来てるよ」と教えてくれた。見るとバス停からめっちゃ手前でバスが停まっている。バス停の意味ないやん。親切な少年にオブリガーダを言って、バスの中から遠ざかるモンサラーシュをとっくり眺めた。ちょうど日暮れの時間で、夕日はどんどん沈んでいって、丘の上でライトアップされたモンサラーシュはどんどん遠く小さくなって、とても美しかった。たぶんここにはまた来るだろうなぁ。

夜8時ごろエヴォラヘ到着して、Mさんと晩ごはんを食べた。Mさんは、旅を始めてからまともに話した初めての日本人が私だそうで、私は私で一人の食事に精神的に傷ついていたので(だって一人でレストランに入っている人が全然いないし、みんな見てくるし)、二人とも、あんなことがあってね、こんなことがあってね、とペラペラ楽しくおしゃべりをした。やっぱり、共感できる人がいるってイイ!久しぶりにリラックスしてご飯を食べられたのでうれしかった。

明日は一日エヴォラを見てまわる。
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by aicoro.n | 2005-12-16 16:45 | ポルトガル紀行

12月4日(日) モンサラーシュってこんなとこ

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標高332mの高台で、城壁にぐるりと守られた中にモンサラーシュがあります。

***モンサラーシュの街並み***

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←城壁の門をくぐって入る

↓一枚の写真に納まってしまう小さな村
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↓村の真ん中にある広場            ↓闘牛場でもあったお城
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←城壁の外の風景、オリーブ畑が多い

↓羊が「ベェェ」と放牧されている
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***こんな宿***

c0065676_16191578.jpg←宿の外観
寒いのに、ブーゲンビリアが咲いている

↓帳場の横には、豚(か羊)の指先の上着掛けが
 ゲゲゲ
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      *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *

c0065676_20543695.jpgお腹をこわしぎみの今日この頃。
昨日と同じレストランで、今日はお腹に優しそうな魚料理を頼んでみた。
→「Bacalhau a Bras(バカリャウ・ア・ブラス)」バカリャウとはポルトガルの名物、干しダラ。これは干しダラとフライドポテトの千切りを卵でとじた料理。フライドポテトを千切りにして炒めるなんて、日本食では考えられん!でもウマイ!!やっぱこのレストランは当たりなんやわ。昨日のチップが効いたのか、ウェイターの態度も心なしか優しいような(?)
今日はお客さんも少なくて、窓際席でゆっくり食べられた。

部屋に帰ってテレビをつけると、映画「カルメン」が始まった。映画にある景色が窓の外にも広がっている不思議。。

明日はバス移動、心してかかりたい。
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by aicoro.n | 2005-12-16 16:40 | ポルトガル紀行

12月3日(土) モンサラーシュでぼんやり

朝ごはん前に散歩していると、近くの宿のおばさんに拉致られた。腕をひっぱられてほとんど無理やり部屋を見せられる。いくらで泊まっているのか聞かれたので、「40ユーロ」と言うと、「高い!ウチなら28ユーロだよ。」と言う。でも私の宿にはエアコンがあるけどここはオイルヒーターしかないし、私の宿は他にも何組か泊まってるけどここはひっそり暗い感じ。丁重にお断りすると、笑顔だったけど私の宿の悪口を言っていたような。
「まったく、客はアントニア(私の宿の名前)にばっかり泊まるんだから。こっちは商売あがったりだよ。」
的なことを言ってたのではないかと思われる。
昨日の宿探しでは、他を見ずに一軒目で決めてしまったけど、今朝他の宿を見て納得。私の宿は、いい宿だ。

c0065676_1593863.jpgc0065676_1594717.jpg戻って朝ごはん。
オレンジジュース(100%!)、パウンドケーキ、パン2枚、ハチミツ、大きなピッチャーに入ったコーヒーとミルク。ハ・・・ハチミツがおいしすぎる!
温めたパンは、写真左のかわいい刺繍のナプキンに包まれている。ステキや~。
パンやコーヒーがちゃんと足りてるかわざわざ聞きに来てくれたり、あったかいサービス。
食べてると、奥から2歳くらいの男の子を抱っこした男の人が出てきた。宿のおばさんの息子さんとその子どもかな?名前を聞いたら、お父さんがフィリップ、男の子がアンドレ・フィリップですと。アンドレってヨーロピアンな名前やわ~。

c0065676_16475083.jpg曇ったり晴れたりの天気なので、窓から青空が見えたら散歩、疲れたら部屋に戻ってぼんやり、を繰り返す。
ガイドブックには「沈黙の村」などと書かれているだけあって、朝と夕方から夜にかけては本当に静か。昼間はヨーロッパからの観光客が車で乗りつけて少し賑わう。c0065676_1493197.jpg道はすべて石畳、家々の壁は白、茶色の扉、レンガ色の屋根、空の青と木の緑。モノと色がごちゃごちゃしていない。全く未知の風景ではなくて、ゲームとかアニメとか映画で描かれたものを先に知っているから、現実味がないというか、ファンタジーの世界に入り込んだみたい。ものすごーく不思議な所。太秦の映画村に行ったらこんな風に感じるかもなぁ、と思う。

c0065676_14331112.jpg夜、またレストランへゆく。一人のご飯って、やっぱり味気ない。でも食べねば動けない。
昨日の経験を生かして、今日は明るいうちにレストランのメニューをデジカメで撮影しておいた。カメラの中で拡大して解読して、あらかじめ食べたいものを決めておこうという作戦。右の写真、上から4番目の「Carne de Porco Alentejana」というのに決めた。ガイドブックにも、
赤ピーマンのペーストで味付けした豚肉とアサリを炒め、コリアンダーとレモン汁で仕上げたアレンテージョの料理
として載っている。豚肉とアサリの組み合わせに不安は感じるけど、ここはアレンテージョ地方やし、地元の料理も食べておきたい。

準備万端で昨日とは違うレストランに入ったら、なんかこっちは混んでる!観光客なのか、地元客なのか、こんなに人が居たなんてビックリ。これは・・・美味しいのかも?!
予定通り、豚肉とアサリを注文。ここでは、半分の量はできないといわれたのでスープはやめて、
※つきだしのオリーブをたべてみた。ゲッ、オリーブまず~。薬くさ~。Nさんとこで出されたオリーブは美味しかったなぁ、自家製で。
オリーブはさておき、出された豚肉とアサリの炒め物は激ウマ!!ゼズィーニャさんの豚肉のように、肉がスパイシーでアサリは柔らかくて、生のコリアンダーが日本食でいうネギみたいな役割で、おいしかった~。こんな感じっていう似た料理が思い浮かばない・・・と思ったら、作り方のページがあったよ。もっとドカッっと盛ってあったけど、見た目はこんなかんじ。コリアンダーってベトナム料理でしか食べたことがなかったけど、ポルトガルはマカオを植民地にしていた時代があるから、アジアのモノがたくさん入り込んでいるのもうなずける。
あまりのおいしさに、2ユーロのチップをはずんだ。ウェイターさんは無愛想やったけど、全てのお客に対してそうだったので許す。
明日もここで食べようかなぁ。。

※注釈:ポルトガルのレストランは、席に着くと何も言わなくてもパン、オリーブ、ハム、チーズなんかを出してくれる。食べるとお金がかかる。食べないと下げてくれる。
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by aicoro.n | 2005-12-16 16:35 | ポルトガル紀行

12月2日(金) 両替汗まみれ

昨日インフォメーションで聞いたところによると、この町に両替所はないのだと。銀行ならどこでも両替してくれる、というので今日は朝から行ってきた。昨日は祝日で銀行が休みだったし、今日はモンサラーシュという小さな村へ行くから、どうしても今日両替しないと。
しかーし!どこの銀行も両替はできないという。5,6軒はまわったけどどこも無理。インフォメーションで両替できる銀行を聞くと一つ大きな銀行を教えてくれた。初めからそこを教えといてくれよ!だんだん焦ってくる。チェックアウトは12時、バスは13時。
大きな銀行ではトラベラーズチェックを受け付けてくれた。電話でなにやら確認している。私は待つ・・・待つ・・・まだかーい!!
英語の分かるお兄さんが、リスボンのオフィスが込み合っていてトラベラーズチェックの確認がとれないから今日は両替できない、と言ってきた。ガーン!現金ならできるのか?と聞いたらそれならできるという。でも今はトラベラーズチェックしか持ってない。
いったんホテルに戻り、日本円を持って銀行へ行ったけどすごい人。絶対12時までに間に合わない。今日はもうここで一泊した方がいいのかな、でも明日は土曜日。モンサラーシュ行きのバスが、土日あったかは分からない。頭はくるくる回転して考える。

バスターミナルへ行って、明日バスがあるか聞く
 ↓
あれば今日は両替に専念、エヴォラでもう一泊しよう
なければ最後の手段、ATMでクレジットカードのキャッシングを使っちまえ!
よし、コレでいこう。

バスターミナルへ行ってみると、土日にバスは出ないという返事。これで決まった。
駆け足でホテルへ戻ると、もう女の人が部屋の掃除に入ってる!まだチェックアウトしてないっちゅーねん。ホテルを出てATMでお金をおろす。海外のATMは時々詰まるとか聞いてたし、使うつもりは全くなかったけど念のため、と思ってガイドブックの「海外ATMの使い方」って所をコピーしてきていて大正解。いとも簡単にお金が出てきた。たすかった~。。雨でびちょびちょ、汗だくだく。

モンサラーシュ行きのバスには間に合った。ふぅ。
でもここでまた問題が。ガイドブックでは、モンサラーシュに行くには途中でレゲンゴス・デ・モンサラーシュという所で乗り換えると書いてある。切符売り場の人に聞いても「レゲンゴスでチェンジ ザ バス して下さい」と言うのだが、「このバスはダイレクト」とも言うのだ。「チェンジ ザ バス」なのに「ダイレクト」って???とりあえず乗ってみるしかない。
バスが来て乗り込もうとすると、東洋人が一人。そろーり後ろに回ってみると、地球の歩き方を見ているではないか(喜)!乗り込んで、さっそく声をかける。おぉー日本人だ!名前はYさん。行き先も一緒、モンサラーシュ。
「チェンジ ザ バス なのに ダイレクト って言われませんでしたか?」って聞いてみたら、「チケットはダイレクトで買えるけど、バスはチェンジしろってことでしょう。」と言われた。あはーん、なるほどね~。
道連れができてほんとに良かった。Yさんは旅慣れている感じで、「レゲンゴスまで○○kmって標識が出てたよ。」とか「切符売り場ではレゲンゴスまでだいたい3,40分って言ってた。」とか、教えて下さった。なるほど~そういう風に情報を集めておくのだな、ととても勉強になる。
乗り換えも上手くいって、モンサラーシュに到着。Yさんは日帰りなのに、私の宿探しも付き合ってくれた。英語が全く通じないので、宿のおばさんに「2人で泊まるのか?」とか聞かれて説明が余計にややこしくなったりもしたけど、3泊分の部屋は確保!Yさんは村を散策しに、私は部屋でちょっと休む。
Yさんと会わなければ、たぶんもうちょっと手前のバス停で降りてしまっていただろうな・・・と今更ぞっとする。たぶんYさんは、私を心配した神様か天国のコロが引き合わせてくれたんだろう。これが最後の幸運やで、あとは自分で頑張りなさいよ、というメッセージだと思った。
バスの時間に合わせてYさんの見送りに行く。握手をしてお別れ。ありがとうYさん!
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今日からはこんな部屋。
壁には絵がいくつか掛けられていて、怖い。




すっかり夜になったので、レストランへ晩ごはんを食べに行く。村の中にはレストランが3軒、カフェが2軒くらいある。明るいうちに目星を付けておいた一軒に入ってみたら、わりかし広い店内にお客は私一人。奥がキッチン兼家族の食堂にもなっているようで、子どもの声がする。
スープとメインらしき肉料理を頼んで、「メイア ドゥーセ ポルファボール(半分の量にして下さい)」というと、にこやかにOKしてくれた。しかし、対応はいいけど味はイマイチ・・・ポルトガル料理ってこんなもん?これまでは、ポルトガル料理でもB&BのNさん(日本人)が作ったものしか食べてなくて、レストランの普通の料理を食べるのは今日が初めて。明日は違うレストランに行ってみよう。

今日は色々あって疲れた~。でも峠の一つを越した気持ち。憧れのモンサラーシュを満喫したい。
あ、あと、もう旅行にはトラベラーズチェックは持ってこない!次は絶対国際キャッシュカードを作っていくぞ!
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by aicoro.n | 2005-12-16 16:30 | ポルトガル紀行

12月1日(木) エヴォラヘ

今日はB&Bを出て、エヴォラという町に移動する。
モンサラーシュ行きのバスは、エヴォラからしか出ていないのだ。
JさんとNさんに車で送ってもらう。
窓からは、葡萄畑、コルク畑、オリーブ畑、ペリカンの巣を見た。
コルクって、コルクの木の皮からできていたのね。下半身(木の下半分)だけ皮を剥がれたコルクの木が寒そうで笑える。写真撮っとけばよかった~。

エヴォラで予約していたホテルまでついて来ていただいて、お二人とお別れ。お世話になりました。これからが一人の本番、うぅぅー緊張だ。

部屋に荷物を置いて、さっそく散策。
インフォメーションで地図をもらい、バスターミナルへ行ってモンサラーシュ行きのバスを調べる。地球の歩き方に載ってたとおり、13:00発とのこと。
モンサラーシュから戻ったら、エヴォラで2泊して観光するつもりなので、今日は写真も撮らずぷらぷら歩くだけにした。世界遺産にもなっているので、ヨーロッパからの観光客も多いみたい。お土産屋さんもいっぱいある。私のツボをくすぐるすっとぼけたみやげ物がいっぱい。あぁ、買い物したいよ~。でも今荷物を増やすわけにはいかないのだ!
3時のおやつにカフェに入って、プリンとガラオン(ミルクコーヒー)を注文。ちゃんと言葉が通じてうれしい。
ずっと食べすぎだったので、今日は夕食ぬき。部屋でゆっくり充電。
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ビジネスホテル風
今日の部屋。
湯がぬるい・・・
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by aicoro.n | 2005-12-16 16:25 | ポルトガル紀行