小説とは

作家角田光代さんのワークショップに参加。

 小説とは、自己表現ではない。

という言葉に、驚いて、そして深く納得。

 短歌と小説は、あまり相性がよくない。

とも。
ワークショップの中で、文章を書かねばならなかったのだが、
たしかに私はぜーんぜん思い浮かばなかった。
思い浮かぶことは思い浮かぶんやけど、自分から全くはなれられない、というか。
自分以外の人物を全く思い描けない・・・

自分が短歌を書く理由がちょっと分かった気がする(上手い下手はおいといて)。

昔、江國香織さんの本の中で、

メロンは、(中略)しみるみたいな味がした。

という表現にうぉぉっときたのは、私の短歌体質のせいやったんか。。
小説を読む時、ストーリーより、いちいちことばの使い方にドキドキするんはそのせいなんか。
だから推理小説が読めないのか。。
つまり、木を見て森を見ないのが短歌体質ということ?
いやいや、すごい人の短歌は、作家とは違う方法で森以上のものを見ている。
んが、私レベルでは木を一生懸命観察してみるしかないのかもな。

あぁ、観察。
前にいった大竹昭子さんのレクチャーの時、ちゃんと物語を書けたのは、「観察から言葉を探す」って動作をしたからなのか!!
って、だんだん分かってきたような、分からなくなってきたような。

よくわからないついでに、
角田さんの、「小説とは、自己表現ではない。」という言葉は、
穂村さんの、「永遠の知恵の輪」ともつながるのかもしれないなぁ、と思った。
あと、私も何かに対して真摯な人になりたいなぁ。でも何に??
角田さんからにじみ出る、小説に対する真摯な態度が素敵やった・・・

実は角田光代さんの本、あんまり読んだことなかったのですが、ミーハー魂に負けて本を購入&サインをしていただく。
そのサインをしていただいた本が、とてーもおもしろくてほくほく。
ほんとうに、作家って人はすごいな。
自分の頭の中で、世界とか、時間を作れるなんて。
それをちゃんと言語化できるなんて。
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by aicoro.n | 2007-09-11 01:48 | 映画生活


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