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12月8日(木) 一日乗り放題

ポルトガルの冬は雨季でもあるので、今日降るか明日降るかと雨を心配しているのですが、今日も晴れ。うれしいことです。

朝早く街を散策。
夜はかなり遅くまで人出があるけれど、朝はとっても静かだ。ぐるぐる歩いて、開いていたカフェでミルクコーヒーと甘いパン1個(1.6ユーロ)の朝ごはんを食べる。店員さんの対応は、冷たいと言えば冷たいがまぁこんなもんかな。恐れていたほどではない。

地下鉄の窓口で、地下鉄、市電、ケーブルカー、バス、サンタ・ジュスタのエレベーター全部一日乗り放題券を買って今日は乗りまくる。

+++ グロリア線(ケーブルカー) +++
12月8日(木) 一日乗り放題_c0065676_204189.jpg12月8日(木) 一日乗り放題_c0065676_20411579.jpg観光客多し。満員で、立っている人もいた。リスボンにある3つのケーブルカーの中では一番大きくて、通ってる道の幅も広い。落書きも激しいし、情緒はあんましなかったな。
若者よ、ケーブルカーに落書きをするなかれ。こんなに可愛いのに、もったいない。若者というのは世界中どこでも似たようなものなのだなぁ。。

+++ ラヴラ線(ケーブルカー) +++
12月8日(木) 一日乗り放題_c0065676_20461177.jpg12月8日(木) 一日乗り放題_c0065676_20461896.jpg大きさは、3つの中で中くらい。人通りの少ない住宅街らしき場所に突然あって、見つけにくい。道の幅は狭くて、窓から張り出した竿竹に干された洗濯物が間近に見えてとてもいい感じ。でも落書きアリ。



+++ ビッカ線(ケーブルカー) +++
12月8日(木) 一日乗り放題_c0065676_215364.jpg12月8日(木) 一日乗り放題_c0065676_2151114.jpg3つの中で一番小さくて情緒があってオススメのケーブルカー。下れば下るほど道の幅がどんどん狭まってきて、とても急勾配。坂の下にはテージョ川が見える。
観光客は全然いなくて、地元のおばあちゃんらしき人が乗ってたり、動いてるケーブルカーの外側に少年達がつかまってパッと去っていったり、地元臭がムンムンだった。すごくいい。落書きもない。

+++ サンタ・ジュスタのエレベーター +++
12月8日(木) 一日乗り放題_c0065676_011962.jpg12月8日(木) 一日乗り放題_c0065676_0111532.jpgレトロなエレベーターをのぼると上の四角が展望台になっている。
こういうのって、人ばっか多くて大したことないんやろうなって思ってたけど、上ってみるとリスボンの街並みを一望できて気持ちよかった。ただでさえ狭いのに一番天辺にはカフェがあって、せせこましく眺めを楽しむ。どこを見渡しても不躾な灰色のビルなんてないし、どこでカメラを構えても景色に統一感があって絵になる。日本じゃ京都だってこうはいかないんだろな。

+++ 市電 +++
12月8日(木) 一日乗り放題_c0065676_23391255.jpg一番情緒のあるという28番線と、車体がハイテクな15番線に乗ってみた。
←これはたぶん28番線だったはず。
グーンとスピードを出したかと思えば、歩行者を待ってのろ~り進んだり、レールがギリギリといやな音で鳴って、車体が軋んでちょっとした迫力を楽しめた。
28番線の車窓は、噂にたがわず素敵な景色だった。建物の外壁ギリギリをしょっちゅう走るので面白い。

市電をボーっと待っていて、来た電車に何も考えずに乗ったらそれがバスだった時は一瞬ゾッとした。市電は線路があるからどこで乗り降りしても自分がどこにいるか見当がつくけど、バスの路線は複雑だし、このまま全然知らないところに着いたらどうしよう・・・でも結局市電と同じ線路上で降りることができて、降りたそのバス停で一昨日会った○さんと再会した!一緒にスーパーに行って、泊まってるレンタルハウスの中を見せてあげた。とても広い部屋なのに、この広さを共感できる人がいなかったからうれしい♪

道路清掃の日らしく、清掃車がゴォォーという音を立てて何往復もしている。夜の11時になっても広場にクリスマスソングが流れてて、今日の夜はにぎやかだ。

リスボンは遊園地みたいな街だと思う。街全体が誰かの作ったおもちゃの街みたい。ヨーロッパってどこの町もこんな雰囲気なのかなぁ。見てみたい。
by aicoro.n | 2005-12-16 17:20 | ポルトガル紀行


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